2010/08/15

我が家のメダカは本当にメダカなのか。



実家には数えきれない程のメダカがいる。昔は水槽で飼育していたのですが、勝手にどんどん増えてくのにつれ、水槽がどんどん大きくなり、今ではほぼ池と化している環境のなか、うちのメダカ達は、他にはない独自の進化を遂げているやつもいたりします。

メダカは昔は田んぼの水路とかに普通にいた国内最小淡水魚で、元は黒っぽい色なのですが、観賞用では「ヒメダカ」といってオレンジ色をしたメダカもいて、うちのメダカは8割がこのヒメダカです。のこり2割のメダカは野生に近い黒っぽいいろのメダカ達ですが、実はこの2割のメダカたちの中にはメダカにそっくりの外来種「カダヤシ」が生息しています。

見分け方は簡単。繁殖方法ですぐ分かります。メダカは藻などに卵を産みつけます。魚なんだから当然ですよね。しかしカダヤシは卵胎生と行って、なんと卵を自分の身体の中で育てるんです。シーラカンスも同じ生体です。なんで、付加寸前のカダヤシはほ乳類のようにお腹ぷっくりなので、メダカとの区別がすぐつくのです。産卵期にはブワー!っと稚魚が放たれます。


では上の写真の魚はメダカでしょうか?それともカダヤシでしょうか?色的にはヒメダカですが、お腹の形状はカダヤシのメスですよね。カダヤシの繁殖期は春〜秋なので、タイミングはバッチリ。オレンジ色になるカダヤシなんて聞いたことないから、これは大きめなメダカなのだろうと思うことにしたのですが。。。


次の日孵化してました。これは完璧にカダヤシなのだが色はメダカなんです。謎です。うち独自に進化したのでしょうか。メダカ×カダヤシでの繁殖が可能なのか?

ちなみにメダカは外部環境の変化の影響もさることながら、カダヤシの繁殖力などの競合に負けて生息域を追われ、レッドデータブックにも乗るくらいの生物になってしまったのです。カダヤシを勝手に放流しようとすると、法により罰せられます。それくらいカダヤシは強烈なヤツです。うちのメダカ達も、実は駆逐されてカダヤシだらけになっているかもしれないですね。

2 件のコメント:

  1. 大変やないのー!!!!!
    誰かに調べてもらわなきゃーーーー(; ̄O ̄)

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  2. よーし、俺が調べたる。
    でも、実家での突然変異でよくね?

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